調子がいい時は、
己の胃腸を過信してしまいがち…
今回はこんなこともあったので;
自戒の意味の込めて、持病のことと、
普段気を付けていることを見直して書いてみたいと思います。
何となくあたりはついているんですけどね…
「IBD(クローン病)」とは何か?
小腸や大腸を中心として、
消化管全体に原因不明の炎症や潰瘍が好発する病気です。
もともと重度の貧血&ぢ持ちであったので
病状に気がつくのが遅れに遅れ……
結構重症化→長期入院を経て、小腸を1m程切除するなどしています。
現在は、通院点滴(レミケード)+食事療法
激しい運動が出来ない以外は普通の生活を送れていますよ~
「IBD(クローン病)」の基本的な食事制限とは?
主に、適正カロリー・低脂肪食・低残渣食が基本とされ、
その中でも私は「低脂肪(脂質の制限)」を重要視しています。
私の場合ではありますが、
脂肪は、下痢や腹痛の原因になりやすいです。
調理油を気を付ける以外にも、
食品中にも含まれるので、
肉などの脂肪の多い食品の摂り過ぎにも注意
脂肪の種類
脂質にも種類があって、
普段自炊する時は意識するようにしています。
牛や豚など動物の脂肪には飽和脂肪酸が、
魚の脂肪にはn-3系列の多価不飽和脂肪酸が多く含まれます。
n-3系脂肪酸は炎症を抑えると言われています。
下記は簡易的な一覧です。
○飽和脂肪酸
豚脂(ラード)、牛脂(ヘッド)、バター、牛脂身、豚脂身、綿実油
○n-6系脂肪酸
サフラワー(紅花)油、綿実油、大豆油、コーン油、マーガリン、ごま油、種実類
○n-3系脂肪酸
しそ油、えごま油、菜種油、魚介類(n-6:n-3 =4:1以上)
はい…ラードは、、
思いっきり炎症を悪化されるとされる部類の脂質ですね!
豚系のお好み焼きだったので…そうだね…
犯人は、たぶん、お前だッ ラード!!!!!
脂肪摂取のポイントは?
「絶対、取るな」という訳では無くて、
以下、2点を注意している感じです。
① 油の総摂取量を減らす。
・1日油などの使用は小さじ1~2杯。
② 食品の脂肪も意識。動物性脂肪の摂取を減らす。
・肉類も脂肪の少ない部位を。(ヒレを選ぶ、鳥皮をさけるんなど)
・バター、ラードなどの使用は控える。
・マヨネーズ、ドレッシング類の使用は控える。
「IBD(クローン病)」の私がオススメする油
普段は、テフロン加工のフライパンで
油はあまり使わないことを基本としています。
でも、どーしてもちょっと使いたい時は、
菜種油 or えごま油が一押しです!
ただ、IBDの方にお話を聞くと、
症状も、大丈夫な食べ物や油も、人それぞれ本当に違います。
私の場合は、油だと…
牛脂は比較的大丈夫なのに
ピンポイントで、ラードがからっきしだめ;
一回あたってしまうと、
常時、ずっと胃もたれしてる感じで…
流動食メインにしてます…とほほな感じです…
エレンタールはトマト味がすきです…
脂肪の種類を知っておくと
普段の内臓不良の症状緩和にも役立つと思うのでね
ちらっとでも誰かのお役に立てましたら幸いです^^ノ